HOUSE OF FER TRAVAIL
 
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WORK TABLE - Renovation by FER TRAVAIL

Posted:May 25, 2014


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"WORK TABLE" Renovation by FER TRAVAIL



リノベーション【renovation】

1、刷新。改革。

2、修理。改造。修復。

3、大規模に改装し用途変更や機能の高度化を図り

新しい価値を加えること。 



当店では使用を終えた家具の再生、リノベーションを始めました。

今までのリメイクとは異なったアプローチ方法で、

アイテム単体のオリジナル性を主張させたいと考えています。


今回はメタルのファクトリーキャビネットです。

工具などを収納するキャビネットとしては十分なアイテムです。

左右に分かれた室内の片側に引出しが1つ設けられており、

天板にはパイン材が使用されております。


こちらのキャビネットは、かなり使い込まれており、

全体的に塗装は剥がれ歪みや劣化により機能性は失っております。

また一部パネル部分は補修されており

補修された鉄板部分が著しく錆びております。

天板はパイン材が使われておりますが、使い込まれた形跡はなく

互いに過ごして来た時代の温度差のような違和感が感じられます。


今回は分解をしていく中で、不要な箇所を見出し

削ぎ落としていく引き算でのリノベーションを行います。

元の無骨なイメージからモダンなイメージへの変更、

工業的な収納家具から見せられる収納作業台への用途変更。

空間の中央でも使えるようなキッチンカウンターや

綺麗に見せられるアトリエでの作業台をイメージし用途変更します。

またインダストリアルにエレガントな要素を加えます。


解体を進めていく中で補修にて足された部分を除去していきます。

ある程度ベースの部分が見えたところで

表面の塗装剥離、研磨作業を行い表情を整えます。

そして四本の太い丸パイプの存在感があらわとなり

骨格ともいえるその支柱をより際立たせたいと考え

1つの引出し以外の全てを解体する事にしました。

解体の結果失った下段の底板に新たに鉄板を用意しました。

溶接により設置する事で全体の一体感を出しました。

歪んだフレームの形状や四隅の支柱内側のR(曲線)に合わせながら

鉄板を削り面を合わせ、溶接していく作業は

大変困難な作業となりました。


また、エレガントな要素を加えるため脚先に真鍮を巻き

引出しにはアクセントとして真鍮製のアンティーク錠前を。

天板には大理石を採用しました。また支柱を際立たせるため

四隅を落としさりげない程度に匙面を施しました。

大理石の表面は研磨により艶をおさえ石の質感を大事にしました。

艶感を優先しながらも機能性を考え最低限の水分をはじくよう

薄く撥水加工も施しております。


全体的に隠れていた骨格を生かした事により

ストイックさが強調されたのではないでしょうか。


インダストリアルスタイルのアイテムは

鉄という自然の物でありながら無機質であり、

人工的に精製された機械的な表情故に

相対する有機的な要素やエレガントな要素を

組み合わせる事により絶妙な違和感が生まれます。

またその違和感こそが互いの魅力を増大させてくれます。


油にまみれながら酷使されてきたキャビネットが

瑞々しい食材や光り輝くグラスや食器を一杯に背負い込み

人々のほんの小さな幸せを作る道具の1つになり得る事を願い...



HOUSE OF FER TRAVAIL
1-20-10 SETAGAYA SETAGAYA-KU TOKYO 154-0017
TEL: 81 (0)3 5477 6730
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OPEN: 11:00-20:00 / CLOSE ON MONDAY
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SHELF - Fabrication by FER TRAVAIL

Posted:May 4, 2014


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BOX SHELF
中央 : W1200 D600 H2395
左右 : W1200 D400 H2395


Fabrication by FER TRAVAIL



特注製作のボックスシェルフ
並べられた3台が大迫力です。

材料は両方に共通して、全て鉄です。(取手のみ真鍮)
おおまかなフレーム以外は、
生地を曲げて強度を上げる箱曲げ加工により
パーツを製作しています。
引出しも鉄製です。引出しの箱にはカラー塗装を施しました。

各パーツごとにメリハリを付ける為に、
異なる生地の厚みや、形状のものを使用しています。
(シェルフ1台辺り、およそ40個程のパーツから作られています)
パーツが多いと溶接箇所も多くなりますが、
できるかぎり一体感のあるシェルフになるように仕上げています。

重量などを考慮して、シェルフAは上下分解の案もありましたが、
こちらは一体式です。
繋ぎ目などを無くし、無駄なパーツが入らなかった分、
スッキリとしたシルエットに仕上がりました。

シェルフBは、側面もオープンのシンプルな構造ですが、
上下の穴あきが特徴です。
上段には鉄を巻き付けモールディングのような装飾を取付け、
下段にはR(曲がり)をプラスしています。
これらのパーツのおかげで、鉄ならではの柔らかさが感じられ
シンプルですが存在感たっぷりのシェルフが完成しました。


今回は、店舗設計者様からデザイン案を頂き、
製作をフェールトラヴァイユが担当致しました。
インダストリアルな構造美や
質感に重視して製作させて頂きました。

インダストリアルを表現する機会をいただけて
大変嬉しかったです、ありがとうございました。



設計 : LINE 製作 : FER TRAVAIL 店舗 : CA4LA キラリナ吉祥寺


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